ケツを拭くということ

今週発行したメールマガジンでは、

メンバーはリーダーのどこを見ているのか?

という話を書きました。

リーダーやマネジャーという立場にある人は、いつもメンバーや部下から見られています。つねに値踏みされているといってもいい。そして、究極的にメンバーが見ているのは、

この人はケツを拭いてくれるか?

の一点だと。

そんな話を書いたんですね。

メールマガジンは、そのまま返信していただくと、私に感想が届くようになっています。今週、こんな感想メールをいただきました。

仰る通りだと思います。
マネージャやリーダーは、部下のケツを拭けるか?
これにかかっていると思います。

私が部下であった時、
何人もの課長がおりましたが、
どなたも、ケツを拭いてくれそうな人ではありませんでした。
その上司も「ケツを拭く」ということは、
頭でわかっていても、行動はできない人ばかりです。

私が管理職になった際には
「ケツを拭ける管理職になる!」と決めました。
課員には、「ケツを拭く」と公言し
逃げられない状態を作りました。
実際に拭いているか否かが問題でありますが、
「拭く!!」と言う強い気持ちがあります。

文面からも伝わってくるように、熱い人です。なんでそんなことがわかるかといと、以前、仕事をご一緒したことがあるんですね。「あぁ、Hさんらしいなぁ」とメールを読みながらうれしくなりました。

この方の会社とジョイントを組んだ仕事だったのですが、ほんと大変な仕事で、めちゃくちゃお客さんに振り回される。昨日まで「じゃ、これでいきましょう!決定です!」と言っていたと思ったら、きょうになると「やっぱり、やめにします」とくる。そんな状態が数ヶ月続くんですね。そのたびに呼び出されるので、疲れ果てる。

私なんかは途中で何度も「やめた!やめた!」と言いそうになりました。でも、この人はぜったいに逃げない。どんな理不尽な状況でも「お客さんのために」という軸がブレない。ふつうは自社に有利なことを言いそうなもんですが、お客さんのためにならない提案はぜったいしない。

どんでん返しに次ぐ、どんでん返し。でも、最終的にはよい形で仕事が成功したんです。ほんと奇跡だと思いました。

「ケツを拭く」というのは、普段は丸投げにしておいて、結果が出なかったら「私に責任があります」なーんてカッコつけることではないんです。

「自分の思うようにやってみろ」と任せつつ、プロセスをずっと見ていて、必要があれば相談にものり、アドバイスし、やり遂げるまで面倒を見る。これが「ケツを拭く」ってことなんですね。

だから人がついてくる。なぜなら、本気だから。

ケツを拭くってことは、本気であることとイコールなのかもしれないなぁ。久しぶりのメールで、そんなことを考えたのでした。

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