プロセスを変えるということ

ビジネスやプロジェクトが上手くいかない、成果が出ないというときに、多くの企業では「体制」に答えを求めます。部長をかえよう、課長をかえよう、プロジェクトリーダをかえようとします。体制を変えることで結果を出ることもありますが、うまくいかないこともあります。うまくいかなければ、また体制を変えるという繰り返しです。そうしている間に、企業体力が落ち、市場からの退場を余儀なくされます。

成果が出ないからといって、「体制」に答えを求めるのは、バクチのようなものです。替えてしばらくしなければ、結果はわかりません。結果が出たにしろ、出なかったにしろ、その理由はわかりません。次につながらないのです。

「体制」と結果は、直接リンクしません。リンクするのは「プロセス」です。プロセスを変えなければ、同じ結果が生まれます。「2+3」は何度計算しても5にしかなりません。しかし、「2×3」にすれば6が出ます。プロセスを変えるということは、この計算の仕方を変えるのと同じです。「2」と「3」という構成要素は変わらなくても、「+」を「×」にすれば答えが変わるのです。体制だけを変えるのは、「2+3」の計算を、別の人にやらせるに等しいのです。

個人の仕事でも、組織の仕事でも、結果を変えたければ、プロセスを変えることです。成果を生み出すようにプロセスを設計すればいいのです。

プロセスを設計するときのポイントは、

①最上位の「目的」を考えること

プロセスごとの目的だけを考えると部分最適になります。そのプロセスがどのように繋がっていって、最終的にどんな目的を果たそうとしているのか。最上位の目的に、そのプロセスの目的は合致しているのかを考えることで全体最適の視点を持つことができます。

②プロセスの目的を考えること

プロセスには目的、役割があります。「何のためのプロセスか?」をつきつめて考えると、「こんなやり方じゃなくてもよかった」というものはたくさんあります。目的は手段を生み出します。

③一つの目的をうまく果たすようにすること

プロセスに複数の目的を持たせると、複雑さが増します。複雑さが増えれば、余計な時間がかかり、間違いも増えます。一つの目的をうまく果たすように設計することで、複雑性が軽減され、効率が上がります。

プロセスには設計の仕方があります。プロセスを変えれば、結果が変わります。

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