成果を生み出す3つの知識エリア

オルタナブログに『銀の弾丸はない。でも、道はある』という話を書きました。
このエントリーでは、さらに突っ込んで「ではどんな知識・技術が必要なのか」について書きます。オルタナブログでは、「特定の技術だけでは問題を解決することはできない」ということを書きました。当たり前のことじゃないかと思われるかもしれませんが、現実には「これさえあれば大丈夫!」とうたう方法論、メソッドは多くあります。

また、それらの方法論をつかう私たちも「○○を取り入れたのにうまくいかない」と考えてしまいがちです。無意識のうちに、「銀の弾丸(特効薬)」を求めてしまっているのです。

しかし、薬には効く症状と、効かない症状があるように、方法論にも「効く場面」と「効かない場面」があります。それぞれの薬が、何に効くのかを理解し、適切な場面に、適切な方法論を使えることが大切です。

私は、安定して成果を生み出すためには、3つの分野の知識・技術が必要だと考えています。

 ・「価値」を向上する
 ・「プロセス」を安定させる
 ・「不確実性」に対処する

の3つです。

■ 「価値」を向上する

「価値を向上する」とは、最小限のリソースで、顧客が求める「ベネフィット(便益)」「ファンクション(機能)」を最大化することです。そのためには、顧客の要求を確実につかみ、それを実現するアイデアを具体化しなければなりません。方法論としては、バリューメソドロジが、これに該当します。

■ 「プロセス」を安定させる

「プロセスを安定させる」とは、成果を生み出すプロセスをデザインし、それを安定して実行できるようにマネジメントすることです。いくら「よいもの」「よいこと」を企画、計画したとしても、それを「実現」できなければ、絵に描いた餅にすぎません。プロセスデザインの方法論は、ここに効きます。

■ 「不確実性」に対処する

ビジネスには「不確実性」がつきものです。計画を立て、リスクを想定し、マネジメントすることで、リスクの影響度を最小化し、変化に適応することができます。プロジェクトマネジメントは、不確実性に対処する方法論です。



しかし、これらの3つの知識・技術を、バラバラに適用しても、期待する効果は発揮できません。3つの分野の知識と技術が、統合されていなければなりません。

いくら「価値」の高いものを設計、企画したとしても、それを生み出すプロセスに反映されていなければ、意図したものは生まれません。いくらリスクマネジメントしても、プロセス自体の設計品質が悪ければ、出てくるものはそれ以上のものではありません。

つまり、価値を高める方法論と、不確実性を対処する方法論は、「プロセス」でつながっていなくてはならないのです。

いま、この3つのエリアを統合して一気に学ぶ、集中講座を企画中です。

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