昨日は、芝本秀徳の「仕事塾」第1回目「タイムマネジメント」でした。
これまで、プロセス設計、プロジェクトマネジメントなどの専門スキルについては、公開セミナーでお伝えしてきましたが、「個人の仕事」にフォーカスした内容をお伝えするのは初の試みとなります。
第1回目のテーマは「タイムマネジメント」でした。うまく時間が使えない。スケジュールにいつも追われている。もっと効率よく時間を使いたい。そう悩まれている方はすごく多い。第1回目のテーマとしてまさにうってつけです。
昨日お伝えした「タイムマネジメント」は、単に「生産性を上げる」「より多くのことを少ない時間でこなす」ためではないんですね。会社や上司を喜ばせるだけではなくて、「仕事と人生の主導権を取戻す」ための3つの戦略として、
- 時間の片づけ
- プロセスの見える化
- 期限による管理をやめる
をお伝えしました。
片づけといえば、ふつうは「モノ」と「空間」が対象です。モノや空間は目につくので、散らかればわかります。しかし、「時間」は目に見えないので散らかりやすいんですね。この「目に見えない」というのが時間管理のむずかしいところでもあります。
そこで、まずは時間を「見える」ようにしてもらいます。
自分の「可処分時間」の見える化ワーク中
そして、二つ目の戦略が「プロセスの見える化」です。プロセスを見える化することによって「先延ばしグセ」が治るんですね。なぜなら、先延ばしの大きな原因の一つが、「何から手をつけていいかわからない」ということだからです。
そして、最後が「期限による管理をやめる」ということ。
ほとんどの時間管理術は期限でタスクを管理します。でも、ほとんどうまくいってない。期限で管理するのは、とてもむずかしいんですね。
そこで、期限ではなく時間枠・面積で考える。そうすると、「いつまでに」「何を」しないといけいないのか、「いつ終わらせることができるのか」が手に取るようにわかるようになります。
これは実はプロジェクトマネジメント、プロセス設計の極意を個人の仕事に落とし込んだものなんですね。これをわかりやすく伝えられるかがむずかしいところなのですが、アンケートには、
「実にわかりやすかったです!」
「楽しく、内容もわかりやすく、ためになりました」
「手法が具体的でわかりやすかった」
「丁寧な資料ありがとうございます。復習に有効です」
など、多くのコメントをいただくことができて、ホッとしました。
終了後も活発な質疑応答
全6回で、残り5回のコンテンツは以下の通り。
- 第二回 『なんとなく』を言葉にする 思考力トレーニング
- 第三回 わかりやすい、伝わる!文章術
- 第四回 人を動かす!人間関係の築き方
- 第五回 知識を何倍にも運用できる勉強法
- 第6回 判断力を鍛える!意思決定トレーニング
裏づけのある高度な内容を、わかりやすく、次の日から使えるカタチで学ぶことができます。
次の回から少し広い会場に移ります。若干名の追加募集が可能となりました。募集要項が決まりましたら、お知らせしますのでお待ちください。